中南米旅でグアテマラのスペイン語留学をしに行く人が多いと思います。
グアテマラのスペイン語留学の良いところは、なんと言ってもコスパが良いところ!
グアテマラでスペイン語を学ぶというのは、面白い経験値が積めそうと思い、私も語学学校探しも兼ねてアンティグア、アティトラン湖周辺、シェラ(正式名称:ケツァルテナンゴ。以下シェラと呼びます。)の3箇所を周って比較してきました。
授業料に関して言えば、アンティグアが一番安かったですが、住むところや生活費諸々を考えると3箇所ともだいたい同じくらいだと思います。
なので、住みやすさや街の雰囲気で比較しました。
最終的に私が選んだ街はシェラ。
宿泊込み(ご飯付き!)で1ヶ月にしたら6万円弱!安!
私がお世話になっていた学校はタカハウスURLです。
シェラが個人的に良いと思っている、最大のポイントは「観光地でない」と言うところです。
シェラを選んで本当によかったなと思っているので、詳しくご紹介したいと思います。
ではどうぞ〜!
もくじ
シェラとは
グアテマラシティに次ぐ、第二の人口を持つ大都市。
ウィキペディアによると半分の割合が先住民、半分がメスティーソ(混血)とのこと。
また気候も良く、私が行った12月は朝は日本の正月に似て爽やかな空気と、日中は半袖になる時もあるほど暑くなる時もあるので、気温差は激しい。
古着屋さん天国で格安で洋服や靴を手に入れることができ、生活に便利。
大きいショッピングモールもあれば、庶民で賑わうメルカドがありバランスが良い。
おすすめする5つの理由
ローカル度高い
▲語学学校(タカハウス)に一番近いメルカド
アンティグアとアティトラン湖は観光地であるが、シェラは住む街。
なのでシェラ自体にはほとんど観光する場所がないです。
ほとんどがグアテマラ人で、シェラにいる外国人は『シェラに仕事しに来ている』か、『学校に通ってるか』のどちらかです。
現地の人も外国人として扱かわないので、リアルなグアテマラの生活を経験できます。
第二の都市であるため、生活に必要なものは揃っているので困ることはない。
メルカド、古着屋さんなど安く手に入れることができる店も豊富。
安い
▲グアテマラやメキシコではメジャーな飲み物。朝ごはんとして飲んでる人多し。ほんのり甘くて、米の食感がクセになる。
アンティグアやアティトラン湖に比べて物価は安いです。
それもそのはず、先ほども書いたようにシェラは観光地ではないので、現地の人に合わせた値段設定になっています。
ただ、カフェに関してはグアテマラ人はそんなにコーヒーを飲まないので、他のものに比べて割高ですが、アンティグアやアティトラン湖周辺に比べてかなり安いです。
勉強に集中できる
▲feliz año!あけましておめでとう😚
観光地ではないため娯楽も少なく、『勉強するためにカフェに行くか』、『会話の練習がてらメルカドで現地の人と話すか』のどちらかしていませんでした。
ホームステイ先に帰ってもひたすらスペイン語だったので、語学を学ぶ環境としてはパーフェクトでした。
お休みの日は、チキンバスに乗って隣の村に遊びに行ったり、充実していました。
民族好きにはたまらない!
これは私にとってかなりプラスのポイントですが…シェラは民族の村々に囲まれているのです!!❤️
アティトラン湖も湖を囲むように様々な特色を持った民族が住んでいますが、シェラは囲まれてる村の数がとても多いです。
学校がない週末はバスに乗って、隣の村に遊びに行ってみると楽しいです。
さらに、外国人に慣れていない民族も多く、物珍しそうにジロジロ見られますw(ちょっと居心地の悪い気分になりますが😂)かなり異国感を味わえます。
また、話しかけてもあまり心開かないシャイなグアテマラ人(と言うかマヤ族の方々)ですが、心開くと一緒に写真を撮ってくれる人もいました…!かなり稀です…!笑
▲トドス・サントス・クチュマタンという村の人は珍しいことに男性も民族衣装を着る。語学学校卒業後行きました。
山に囲まれているため、トレッキングもできます。ただ山賊がいるみたいなのでタカハウス仲間でグループ作って行くのがいいかも!
私が行ったところはケツァルテナンゴからすぐの山、アルモロンガ。
なんと頂上では、マヤ族たちの儀式を見ることができます。とっても神聖😌
▲Almolonga
手軽に行けて、シェラの街を一望できて絶景なのでぜひ!✨
温泉がある
▲Zunil(スニル)の温泉
シェラ市内ではお湯を沸かした銭湯しかないですが、郊外行けば天然の温泉に格安で入ることができます。
地元の人たちも利用しており、楽しい💕グアテマラ人も温泉が好きなのね!親近感
▲ここは綺麗で人気の温泉!清潔感あって◎。
全て個室になっていて、自分で湯船にお湯を張るのがグアテマラスタイル。
使い終わったら栓は抜いたほうが親切かも(すぐにお風呂洗いのお兄さんがやってきます)
逆にデメリットは?
良いところばかり述べましたが、逆に悪いところはどこか挙げてみました。
- 空気が悪いかも。:第二の都市なだけあって、車の通りが多いバスターミナル周辺やショッピングモール近くは空気が悪いです。でもそれは中米全体に言えることなので、混雑している道を避けようとすれば問題ありません。
- 退屈に感じるかも!?:『何も観光スポットがない』という点で、人によっては退屈に感じてしまうこともあるかもしれません。
◆解決策◆私はシェラのローカルな街並みや、人がかなりエキサイティングだったため、学校終わったら毎日街を歩き回って、覚えたばかりのスペイン語を使っていました。メルカドで地元民と話したりするとスペイン語力もUPします。
私はシェラをこよなく愛してるので、盲目になっているかもしれませんが、ほとんど悪いところは見つかりませんでした…。
でも、どこの街も良いところ、悪いところありますよね😅
訪れた街は、実は全部好きです❤️🌎
どこまで話せるようになったの?
▲ホームステイの家族が卒業お祝いパーティしてくれました!(カフェにて)
気になるところはここだと思います。
私が通った理由は、なんとなくグアテマラでスペイン語留学なんてアツい!!と言う単純な理由でした(笑)
私はキューバ→メキシコ→ベリーズ(でもここは英語圏)と旅してグアテマラにたどり着きましたが、
その頃話せるのは挨拶と名詞(色や動物など)やブログで覚えた簡単な文「コモセ ディセ〜?(〜はなんて言うの?)」程度でした。
しかし2週間、マンツーマンでびっちり勉強した後、旅を再開したら「2週間でそんなに喋れるようになるの!?」ってペルー人に驚かれるほど上達しました。
一方、アンティグアとアティトラン湖周辺は?
あとは個人の好みに任せるので、良いところや街の雰囲気のみ記述します!
どこも良い町だよ〜!旅行だけでも滞在してみて!
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- アンティグア:おしゃれなカフェが多い!語学学校も多く安い。街並みはコロニアル調でかわいい建物が多い。道も石畳。街をちょっと外れればローカルのメルカドでお買い物できる。少し人口密度が高い気がする。語学学校卒業後、すぐに他の国へ南下しやすい。他の国にバスや飛行機ですぐ行けます!
- アティトラン湖周辺:ゆったりとした時間が流れている。ナチュラル志向のヒッピー達が好みそうな町。湖と山の風景がとにかく絶景。毎日見れるなんて贅沢✨パナハッチェルでは美味しいコーヒーが飲める「crossroad cafe」が有名。個人的には「santa catarina palopo」という村のブルーを基調とした街並みがめっちゃ気に入った❤️他にもいろんな村があっておもしろい。
まとめ
私は今回の語学留学を機に、シェラがもう一度住みたいくらい大好きになりました。
そして余談ですが、タカハウス(今回紹介した、シェラの語学学校)は、ちょっとクセのある変でおもしろい人が集まるそうです。なので、生徒の人々も個性的で楽しかった。。笑 オーナーのタカさんも長い間住んでる男性もかなり面白い人だった😂
タカハウスに遊びに行くだけでも楽しいかも。タカハウスはゲストハウスもやってます✨
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発音もしやすく、音がかわいいスペイン語。個人的に「por que?ポルケ?(why?)」がスペイン語の中で一番かわいい音だと思う。ボソッ
中南米旅はスペイン語にどハマりしました。今度はがっつりスペイン語学んでみたいなぁ👀💕
あぁ、早くノマドで自由に飛び回りたい。。笑