【オーストラリア】コンテストで500ドルGETした話

これは忘れもしない。

オーストラリアがそろそろ秋を迎える4月頃。

私はパースで出会ったフランス人キャロラインと夏を追うかのようにヒッチハイク北上の旅をしていた。

キャロライン

ニューアドベンチャー!フォオオ!!
▲凄まじいコミュ力と優しい心をもつベジタリアンの女の子。場を和ませるムードメーカー。

オーストラリアは南半球なので日本と季節は逆。

北に行くほど暑いのだ。

なので、だんだん冬になるのを逆らって夏を目指し、1年中夏を体験するのである。

それだけじゃない、北上すれば仕事もいっぱいあるのだ。

 

ヒッチハイクの旅はいつの間にか目的が忘れてしまうほど、奇跡と感動の連続。

最北端のダーウィンまで行く予定だったが、仕事も見つけたいし、月の階段も見たい!ということで一旦ブルームで落ち着くことになった。

ブルームもあったかいし、まぁすぐに仕事見つかるだろうと高を括っていた。

月の階段とは:乾季(雨季は雨でほとんど見れないらしい)の満月の日の夜に見られる自然現象。まるで月にはしごがかかっているように見える。     

 

 

 

 

 

 

 

 

イメージ図

仕事がまだ見つからない

冬を逃れてブルームに旅行する人は多いから、シーズンはドンピシャ!

だけどタイミングが悪く、ちょうど従業員の募集締め切ってるところが多かった。

私たちは朝一番に図書館に行ってPCに向かい、gumtree(オーストラリア求人サイト)を見たり、掲示板や人伝で仕事を探していたが一向に見つからない。

しー

あぁ…もうすぐ日本の貯金を切り崩さなければならない…
その時私のオーストラリアの口座の中身は3000円ほどだった。

日本の貯金切り崩したくないなぁ

そんなことを思っていた。

そんな不安な境地に立っているのに、不思議と不安がなかったのはやっぱり隣に相棒がいたおかげである。

救世主「ミスターキウイ」現る。コンテストに出ることになる。

うちらが泊まってるバッパーにNZ出身でいつもキウイのぬいぐるみを持っているおじさんがいた。

うちらはこのおじさんを「ミスターキウイ」と呼んで仲良くさせてもらっていた。

うちらが仕事を探しているのを知っていたので

「俺の知り合いのバーで今度コンテストやるんだが出ないか?こじんまりしてるバーだから大丈夫、多分賞金もらえるよ!優勝したら500ドルだぞ〜!」とお誘いを受けた。

あごひげを三つ編みにしてるの。かわいい

なんか海外のそーゆーのって面白そう!うちらは二つ返事で引き受けた。

いよいよ本番。想像と違ってビビる

まず、バーに行って思ったのがミスターキウイが言ってたこじんまりとしたバーなんて全然桁違いのサイズだった
(学び:人によってこじんまりのサイズ感違う)

 

それに何だろう…セクシーなお姉さんたちも参加者なのだ。

どうやら私は来る場所を間違えたようだ。チーン

コンテストはコンテストでも、ウェットティーシャツコンテストなのだ!!

キャロライン

エキサイティーング!!

観客の拍手が多い人が残っていくという極めてシンプルなルール。

私は知らなかったが、結構どこの国でも有名らしい。

 

ソンクラーン(タイの水掛祭り)とは桁違いの水の量がかかるのだ。

▲ひとりひとり水をかける係りが隣にいる。

というわけで、うちらを含め、イケイケお姉さん、可愛い系お姉さんの計4人で踊ることになった。。笑

ここはもう、ウケを狙うことにする

これはモジモジ踊ってしまうより、踊り方を知らない私は、ウケを狙ったほうが良いと感じたので、私はこんな感じで踊りました。

どんな感じで踊ったのか、見たい人はぜひおっしゃってください。もれなく目の前で踊りますよ。。にんまり)

 

こうしているうちに

なぜか

イケイケお姉さんと最後のふたりなってしまった😱😱😱

 

お姉さんはテンションが上がり、上まで脱ぎ出す。。(ご想像にお任せします)

ますます盛り上がる観客とお姉さん。

動揺する私。

キャロライン

shishiもやるんだ!you can do it!!
いや、それはほんとできない!!

しー

人様に晒すことができるなんて銭湯だけだわ!!笑

そしてお姉さんついに…

!!!!!!

ルール違反で私、反則勝ち

まさかの優勝。500ドルGET。

相手の反則により晴れて500ドルを手に入れることができました!

お姉さん、反則してくれてありがとう!!笑

どっちが優勝しても半分こしようねって約束なので、250ドルずつ受け取りました。

 

このお金でしばらくブルームに滞在できることになった✨

アジア人として誇りに思うよ!

ステージから降りると、わっと声を掛けてくれた。

どうやらこのコンテストにはアジア人が出たことがなかったようだ。

東南アジア系の青年が「同じアジア人として誇りに思うよ!!」と言ってくれた。

うぅっ嬉しい!頑張ってよかった!!笑

おまけ:数日後、仕事が見つかる

gumtreeで見つけた求人を応募したら、速攻返事が来て、電話面接し、ふたり同時に仕事が決まる!(ここがまためちゃくちゃ良い場所)

その次の日、ブルームから少し離れたリゾート地へ向かうのであった。

旅は続く。笑🍃

まとめ

このエピソードは自分の人生の中で、なかなかクレイジーな出来事だったので忘れたくないなと思って書きました。笑

FBでは次の日に書いてたので、このブログよりも臨場感あるかと→URL(古すぎて遡れなかったので後で貼ります)

 

なんか面白そうと直感でそう思ったものは、自分のアンテナがうまく良い方向に向いてる証拠
これを身を以て体験できた出来事でした。

心がワクワクしている気持ちの状態が全て正解、それを信じて突き進もう٩( ᐛ )و

そういう気持ちの中で出会う人々は、自分が心地よいと感じる人たちと出会うことが多いです。
私はキャロラインはソウルメイトなんじゃないかなって密かに思っている。

オーストラリアのワーホリはそんな出来事の連続でした。

この気持ちはおばあちゃんになっても忘れたくないです。

これからも自分がピンと来た道を進んでいきたいな。

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